かわら版まろん通信 VOL.6 -わたしの和菓子-

おこわ武蔵野

新小金井街道を府中方面に向かい、小金井街道が交差する前原交番西交差点手前の和菓子屋。店内には、わらぶき屋根の商品ケースに、お赤飯、栗おこわ、山菜おこわにおはぎ、わらびもち、草もちが並ぶ。「一年中この商品をつくっています。」と店主。なかでも、臼と杵でついたもちに自家製の餡をくるんだ餡入り「草もち」と餡がはいってない「草もち」がおすすめ。口の中で、ヨモギの香りとモチモチ感、甘さ控えめの餡がとてもうれしい。ぜひ召し上がっていただきたい。

青木屋

青木屋さんといえば「くろどら」と連想するぐらい私たちには馴染んでいる和菓子、正しくは「日々是くろどら」、北海道産の大粒小豆に沖縄の黒糖、鶏卵などの原材料にこだわり、さらにおいしくリニューアルしました。しかも焼き立てを食べて貰うこだわりの逸品です。専門家による味覚や成分分析でお菓子を評価する品評会モンドセレクションで今年詰合せが金賞を受賞した東京ミニバーム「武蔵野日誌」も逸品です。

新小金井　亀屋

伝統的な製法を守り、石のかまどで薪を燃料にあんこを焚いている亀屋さん。ガスよりも火力がやわらかいため甘さが強くなりすぎず、優しい味わいに。糀の甘酒で膨らませた甘酒まんじゅうがイチオシです。杏に似た味わいのとまと羊羹は、地元農家さんのトマトを使用。一口食べればまさに小金井の味♪

和菓子処　ならは農工大通り店

「ならは」のこだわりは、「選び抜かれた原材料の持ち味を大切にし、職人の心のこもった手作りの和菓子」づくりです。店内にはこだわりのお菓子とその季節のお菓子がいっぱい並んでいて、今日はどんなものを買って帰ろうかとワクワクさせるところ、創業45年の老舗だけど新しい創作和菓子ともいえるようなところが人気の秘密なのかと思いました。こういうお店が小金井にあるっていいな。

和菓子司　三陽

和菓子司三陽は、武蔵小金井駅北口から徒歩で七分、けやき通りに面したお店です。市内の和菓子店でも老舗の一つです。店一番の人気商品は「麩まんじゅう」。青々とした笹の葉に包まれ、舌に甘い餡の味を残してのどに溶けていく絶品です。他にも地元に因んだ名前の桜子まんじゅうや季節に合わした名前の和菓子が数多くあります。また、包装紙はお客様が描いた絵を使用するなど、お客様とお店が一緒になってよい商品を作り上げています。

亀屋本店

武蔵小金井駅南口すぐの老舗です。明るくも落ち着いた雰囲気の店内には、色とりどりの商品が豊富に並び、眺めているだけで楽しい気分になります。「黄金焼」・「光華殿」・「貫井ばやし」など、小金井にちなんだ手作り和菓子がたくさんあり、贈り物探しにもぴったりなお店。丹精込めて作られているこだわりの自家製餡はバリエーションが豊富で、お菓子ごとに様々な表情をみせてくれるため、ついつい目移りしてしまいます。

ならは　新小金井店

西武多摩川線新小金井駅の南東側にある和菓子処。「寅焼」や赤飯、祝い餅、羊羹、上生菓子などの他、旬の果物などを盛り込んだフルーツ大福、季節の和菓子などがある。特に、お店の自慢はとら模様の「寅焼」。厳選された大納言小豆などを使用いて練り上げた餡、風味ゆたかな和三盆糖などを使用。「とら模様に焼き上げた皮と、柔らかめの餡をサンドして、餡のミツがしみ込み皮と餡が一体となり、ふっくらとしっとりとした皮の「寅焼」を目指している」と店主。おすすめの逸品です。

伊勢屋

このお店の特徴は「優しい」ところだ。まず「優しい」味わい。どれも甘すぎない日常的に口にしたくなる味だ。二つ目は体に「優しい」。ほとんどのお菓子を店内で作っていて添加物が一切入っていない。そのかわり夕方になると固くなってしまうという期間限定感がまた愛おしい。そして最後は懐に「優しい」。これはご主人の一番のこだわりでもある。自分用に買おうと思っていてもついつい誰かのお土産にも・・・と多めに買って帰る。こちらも「優しい」気分にしてしまう、そんな魅力のある和菓子屋さんなのである。